情弱(情報弱者)・デジタル弱者・スマホ難民 と呼ばれる人たちを誰が守るのか!
この方々は、狙われているのです。言葉巧みに契約させるセールストークが存在します。
必要のないものを契約させられないように、情報を提供してあげようと始めたのが高齢者対象スマホ体験教室です。
電話回線の販売から見えた課題
私は以前、電話回線の販売とスマホ修理の店を経営していました。
ある日、一人のおばあちゃんが私の店に飛び込んできて助けを求めてきました。
その時の経験が、私の今の活動の出発点となったのです。
軒下キャンペーンに引っかかる高齢者
おばあちゃんの話を聞くと、彼女はスーパーの軒下で行われているキャンペーンに引き込まれ、「電話代を安くする」との誘いに乗って回線を乗り換えたそうです。
しかしその結果、元々使っていたかけ放題のサービスがなくなり、代わりに格安SIMの回線になってしまいました。
そのかけ放題は実際には「5分だけ」の制限付きで、おばあちゃんの需要には全く合わないものでした。
行政の対応と私の思い
このようなことが町で起きていると、市役所に報告しました。
しかし返答は、「ショップの販売方法は規制できない、個人で知識をつけて自己防衛するしかない」というものでした。
このままでは情報弱者である高齢者の犠牲者が増えてしまいます。私は、高齢者に正しい情報を提供する必要性を強く感じました。
スマホ教室の立ち上げ
高齢者のスマホに対する認識のズレ
高齢者の多くは、スマホを従来のガラケーと同じような電話機だと認識しています。
しかし、スマホは単なる電話機ではなく、小さなコンピューター端末です。
この事実を理解できていないために、軒下キャンペーンで巧みに契約を結ばされてしまうことが多いのです。
高齢者向けに正しい情報を提供する教室
そこで、私は高齢者にスマホの使い方を教える教室を始めました。
街から情報弱者で泣き寝入りする高齢者をなくすことを目標に、この活動を続けました。
その結果、社会福祉協議会の目にとまり、老人クラブの会員向けにスマホの使い方を教える講師として招かれることとなりました。
さらに広がる活動の輪
スマホ教室の契約が終了した後も、生徒さんから「集まりを続けてほしい」というリクエストを受け、今度はフレイル予防サークルとして活動を継続することにしました。
フレイル予防には、身体の健康だけでなく脳の健康も重要であり、スマホはその両方に役立つツールです。
フレイル予防サークルの活動内容
多角的なフレイル予防への取り組み
フレイル予防サークルでは、スマホを使った指先と脳のトレーニングに加え、管理栄養士の先生を招いた栄養の取り方の講義や、体操、クイズ、手話、童謡を歌うなど、さまざまな活動を取り入れています。
このように多角的にフレイル予防に取り組むことで、高齢者の健康を守り、生活の質を向上させることを目指しています。
超高齢化社会に向けた次のステップ
ミドル&シルバーが集えるコミュニティの構築
私の活動は、高齢者を情報弱者として狙う商売から守ることから始まりましたが、次第に高齢者の健康管理や生活の質の向上へと発展しました。
そして次の目標は、これから迎える超高齢化社会において、高齢者が脚光を浴びることができるような、生きがいを持ったセカンドステージを支えるコミュニティを作ることです。
デジタルの恩恵を広める
現在、世の中は急速に進化し、生成AIが話題となっています。
生成AIを使うことでどんなことができるのか、どう生活に役立てられるのかといった情報を、私は積極的に提供していきたいと考えています。
高齢者こそデジタルに馴染み、デジタルの恩恵を享受するべきだと思っています。
このような活動を通じて、街全体の活性化も目指していきたいと考えています。
多くの場所で想いを成し遂げる花が咲けばいいなぁ~
私は、ときどき行政が主催する地域会議に参加します。
町には、ボランティア精神旺盛な方も多くいらして、様々な想いを活動に変えていらっしゃいます。
子育ての応援・地域農業の応援・防犯活動・高齢者支援・見守り(子ども・高齢者)などなど思いつくだけでも片手で足りません。
全国でこのような活動が増えていくことを望みます。
収益が付いてくる楽しみも味わえれば楽しさ倍増です
私も若い頃は自分の収益性のことばかりに目が行っていました。
しかし店を営むようになって、
- 商売は提供することが先!
- 収益は後から付いてくる!
- 顧客ファーストで考える事が重要!
ということを学ぶことが出来ました。
このことが、今の活動のベースの考え方になっています。
企画の建て方
街の様子をよく観察するとなにかに困っている人のことが目に入るかもわかりません。
私の場合は、それがスマホ操作に困っている高齢者でした。
私は、困っている人の役に立つのだろうか?を考えました。
スマホは使っていますが、人にものを教えたことはありません。
しかしよく考えたら高齢者は、スマホでプログラムを組みたいわけでも高度な技術を身に着けたいわけではありません。
普通の人が使っていることができればそれでイイということがわかったのです。
それなら私にもできるかも・・・(汗)
私でも役に立つなら、楽しみながら教えに行こうかぁ~なんて思ったことからスマホ教室を始めてみました。
セカンドステージの楽しみ方
私もセカンドステージを充実した生活が送れるように自分自身が頑張っていきたく思います。
また、このような活動が全国で増えることを望んでいます。
いづれにしても単なるボランティアではなく、行政と相談をして応援をしてもらうとか、なにか収益になる仕組みを考えないと継続することや仲間を増やすことが難しくなると思います。
私は、ブログを書くことによって収益化することを選択しました。
Google AdSenseという広告ですが、セールスの必要がなく購入は読者の意思ということになります。
ですからブログ初心者にはおすすめの方法で、ブログを継続更新する励みにもなります。
セカンドステージの仕事ですから、若い頃のように血眼になって働くのではなく、ゆる~く なが~く 楽しく 働きたいじゃないですか!
私は、40歳の頃からブログを書いていますので、もう20年以上の経験者です。
セカンドステージで生きる楽しみとして、なにかやりたい方にはブログは面白いと思いますし、私はブログが書けて良かったと思っています。
もし興味がありましたら、ブログを始めてみられてはいかがでしょうか!