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尼崎市に外壁塗装の補助金はある?|住んでいる家は対象外、「補助が出る」勧誘に注意【2026年】

玄関先でリフォームの営業を、手を上げてやんわり断る男性と犬

「外壁の塗りかえ、尼崎市の補助金が使えますよ」

そんなふうに声をかけられたら、まず疑ってください。

あまるも、玄関先に来た営業の人を見上げて、しっぽを止めています。

結論から言うと、尼崎市には住んでいる家の外壁塗装に使える補助金はありません。市自身が、公式ページではっきりそう書いています。

この記事では、尼崎市の外壁塗装と補助金の関係、使える可能性がある別の制度、そして損をしないための業者選びを、市の公式情報でまとめました。

この記事でわかること

  • 尼崎市に外壁塗装の補助金がない理由と、市の注意喚起
  • 「補助が出る」と言う悪質リフォームの手口
  • 条件が合えば使える制度(空き家・耐震・介護保険)
  • 外壁塗装の業者を選ぶときのポイント
  • 契約してしまったときのクーリング・オフ

尼崎市に「住んでいる家の外壁塗装」の補助金はない

尼崎市は、空家改修費補助のページで次のように書いています。

「尼崎市では、居住中の住宅の外壁工事や屋上防水工事などに対する補助はありませんので、ご注意ください」

そして、「すでに住んでいる住宅のリフォーム工事に補助金が出る」と言って契約させる悪質商法が増えていると注意を呼びかけています。

工事尼崎市の補助
住んでいる家の外壁塗装なし
住んでいる家の屋上防水なし
空き家を直して住む空家改修費補助(条件あり)
古い家の耐震改修住宅耐震改修促進事業(2026年度は受付終了)
要介護の人のための手すり・段差解消など介護保険の住宅改修(20万円まで)

「補助金が使える」と言われたら、どの制度のことか、市のどのページに書いてあるかを必ず確かめましょう。

「補助が出る」「無料で点検」は悪質リフォームの入り口

尼崎市の消費生活センターは、高齢者をねらう悪質な住宅リフォームの手口として、次のようなものを挙げています。

  • 「無料で点検します」「このままでは大変なことになる」「今なら安くしておく」と契約を急かす
  • 屋根工事、床下の補強、床下換気扇などを次々に契約させる
  • 家族に相談する時間を与えない
  • 金額や工事の内容を十分に説明しないまま、契約書に署名させる
  • 家の強さや健康への不安をあおる

「無料点検」と書いたチラシを、工事の注文をとるためにポストに入れている業者がいる、という情報もあるそうです。

条件が合えば使える3つの制度

住んでいる家の外壁塗装そのものには補助はありませんが、次の制度は、条件が合えば使えます。

1. 空き家を直して住むなら「空家改修費補助」

築20年以上で2年以上使われていない空き家を、直して自分で住む場合の補助です。工事費などの3分の2、戸建ては最大100万円。くわしくは尼崎市の空き家の補助金まとめにまとめています。

2. 古い家の耐震化なら「住宅耐震改修促進事業」

1981年5月31日以前に着工した住宅の耐震化を補助する制度です。

メニュー戸建ての上限
耐震診断と改修計画づくり20万円
耐震改修工事115万円
簡易な耐震改修60万円
屋根の軽量化60万円

ただし、2026年度の受付はすでに終了しています。来年度の受付を待つことになります。申請は市役所の建築指導課(06-6489-6650)です。

耐震の補助は「外壁塗装」ではなく、基礎や柱の補強、屋根を軽くする工事などが対象です。

3. 要介護の人がいるなら「介護保険の住宅改修」

要支援1〜要介護5の認定を受けて自宅で暮らしている人が、手すりの取り付けや段差の解消などをするときに、20万円を上限に保険が使えます(自己負担は1〜3割)。

外壁塗装は対象ではありません。工事の前に申請して承認を受ける必要があります。

なんで外壁塗装には補助が出えへんの?

ここで、あまるが首をかしげました。

「ワン?(家をきれいにするのに、なんであかんの?)」

ここまで見てきた市の制度は、空き家を減らす、地震に強くする、介護を支える、といった目的がはっきりした工事が対象です。住んでいる家の外壁の塗りかえは、家を長持ちさせる大事な手入れですが、その対象には入っていません。

だからこそ、「補助で安くなる」という話には、必ず裏があると考えておくのが安全です。

外壁塗装で損をしないための業者選び

市の消費生活センターは、リフォームの契約で次のことをすすめています。

  • すぐに契約しない。急かす業者は特に注意
  • 業者の説明をうのみにしない。不安なら、知人が使った建築業者や建築士などの専門家に見てもらう
  • 複数の会社から、くわしい見積もりを取る。見積書を出したがらない業者とは契約しない
  • 工事の計画図(書)と工程表を必ずもらう
  • 契約書の解約・保証の項目をよく読む

自分で何社も探すのが大変なときは、地域の塗装会社を比べて紹介してくれる一括見積もりのサービスを使う方法もあります。その場合も、見積もりを並べて、内容と保証を比べてから決めましょう。

契約してしまったら:訪問販売なら8日間のクーリング・オフ

家に来た業者と契約した(訪問販売)場合は、契約書面を受け取った日から8日以内なら、工事が始まっていても無条件で解約できます(クーリング・オフ)。

  • 解約したいときは、期間内に業者へ書面で知らせる
  • やり方が分からないときは、尼崎市消費生活センター(06-6489-6696、平日9:00〜12:00、13:00〜16:00)へ

まとめ:「補助金で安く」は、まず疑う

  • 尼崎市に、住んでいる家の外壁塗装・屋上防水の補助はない(市が明記)
  • 「補助が出る」「無料で点検」「今なら安い」と急かす業者には、その場で契約しない
  • 空き家を直す、古い家を耐震化する、要介護の人のための改修なら、別の制度が使えることがある(耐震は2026年度の受付終了)
  • 業者は複数の見積もりを比べて選ぶ。計画書と工程表をもらう
  • 訪問販売の契約は、8日以内ならクーリング・オフできる

訪問買取や無許可の回収業者のトラブルは、尼崎市の無許可の不用品回収業者の見分け方にまとめています。

参考にした情報(2026年10月28日に確認)
・尼崎市「空家改修費補助事業」(居住中の住宅の外壁工事に補助がないことの注意)
・尼崎市「高齢者を狙う悪質住宅リフォームにご注意」
・尼崎市「住宅耐震改修促進事業について」
・尼崎市「住宅改修費の支給」(介護保険)

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