[PR] AI自分史の作り方

AI自分史の作り方③|AIといっしょに50年前に行ってみた!

AI自分史の作り方③|AIといっしょに50年前に行ってみた

「思い出の単語を10個書いてみる」

そこから始まったAI自分史づくり。

第2回では、その中からひとつの思い出を選んで、5つの質問に答えてみました。

ここまでやってみると、最初はたった一つの単語だったものが、少しずつ「自分の記憶」になってきます。

でも、まだ箇条書きのメモです。

「これをどうやって自分史にするの?」

今回は、いよいよAIに手伝ってもらいます。

ところが実際にやってみると、面白かったのはAIが文章を書いてくれることではありませんでした。

AIと話しているうちに、

「あっ、そういえば……」

と、自分でも忘れていた50年前の記憶が、次々と動き出したのです。

5つの答えを、そのままAIに渡してみる

5つの答えをそのままAIに渡す場面

前回作った5つの答え。

きれいな文章にする必要はありません。

箇条書きでもいいし、話し言葉でも構いません。

例えば、

「中学生のころ」
「友達と自転車で遊び回った」
「学校の帰りに寄り道した」
「当時はこの辺りに○○があった」
「今どうなっているのか気になる」

こんなメモでも十分です。

これをAIに渡して、

この思い出を、自分史として読みやすい文章にしてください。

と頼んでみます。

するとAIは、バラバラだった記憶を整理して、一つの文章にしてくれます。

ここまでは、ある程度予想していました。

ところが、面白いのはここからでした。

AIが書いた文章を読むと「違う!」が出てくる

AIが思い出を文章にまとめた場面

AIが文章を書いてくれました。

読んでみると、それなりにきれいにまとまっています。

でも、

「いやいや、そうじゃないねん」

と思うところが出てきます(笑)。

これが大事でした。

AIは僕の50年前を見ていたわけではありません。

僕が渡した情報をもとに文章を組み立てているだけです。

だから当然、僕の記憶とは違うところがあります。

そこで、

「そこは違う」

「そんな感じじゃなかった」

「もっとこうだった」

とAIに話します。

すると不思議なことが起こりました。

「そういえば……」が次々に出てきた

AIとの対話から新しい記憶が出てくる場面

一つ訂正すると、別のことを思い出します。

「あっ、そういえば、あそこに店があったな」

「そうそう、友達とここを通った」

「この辺に電話局があったはずや」

「そういえば、あの店でアルバイトしたこともあった」

一つの記憶から、別の記憶がつながっていきます。

最初に書いた10個の単語だけでは出てこなかった話です。

AIが記憶を持っているわけではありません。

僕がAIに説明しようとすることで、自分の頭の中を探し始めた。

どうやら、これが面白いのです。

AIは自分史を書く「代筆屋」ではなかった

ここで僕は、AI自分史について少し考え方が変わりました。

最初は、

「自分の思い出をAIに渡せば、文章にしてくれる」

くらいに考えていました。

もちろん、それもできます。

でも、それだけなら文章作成ツールです。

僕が面白いと思ったのは、むしろ逆でした。

AIに自分のことを説明する。

AIから質問される。

「違う」と訂正する。

さらに説明する。

すると、自分でも忘れていたことを思い出す。

つまりAIは、自分史を書いてくれる機械というより、

記憶を掘り起こすための話し相手

として使えるのではないでしょうか。

だったら、50年前の場所へ行ってみよう

タートル号で50年前の場所へ向かう場面

そうやって昔の話をしていると、今度は別の気持ちが出てきました。

「あそこ、今どうなってるんやろ?」

僕が中学生だったのは、およそ50年前です。

記憶の中には、当時の学校、商店、道路、公園、友達と遊んだ場所があります。

でも50年も経てば、町は変わっています。

だったら――

行ってみればいい。

幸い僕には、相棒の電動アシスト自転車があります。

名前は「タートル号」。

65歳の僕がタートル号に乗って、50年前の自分がいた場所を訪ねてみることにしました。

50年前の記憶と、今の町を重ねてみる

50年前の記憶と現在の町を重ねる場面

実際に昔の場所へ行ってみると、パソコンの前で思い出しているだけでは分からないことがあります。

「こんなに狭かったかな?」

「ここに建物があったはずなんだけど……」

「道は同じなのに、景色が全然違う」

逆に、

「ここは変わってない!」

という場所もあります。

そして、その場所に立った瞬間、

忘れていた光景が突然戻ってくることがあります。

これは検索しても出てきません。

AIも知りません。

自分だけが持っている記憶です。

昔の写真がなくても、自分史は作れる

自分史というと、

「昔の写真がない」

「日記を残していない」

「正確な年代を覚えていない」

そんな理由で諦めてしまう人もいるかもしれません。

でも今回やってみて思いました。

最初から資料が揃っている必要なんてありません。

一つの単語から始めればいい。

AIと話してみる。

思い出したことを書き留める。

昔住んでいた場所を地図で見てみる。

行けるなら、実際に行ってみる。

写真を撮る。

そして、またAIと話す。

こうして、

記憶 → AIとの対話 → 現地 → 新しい記憶 → またAIとの対話

という循環が始まります。

これなら自分史づくりそのものが、ちょっとした遊びになります。

65歳から、もう一度自分の人生を歩いてみる

65歳からもう一度自分の人生を歩く場面

自分史を書くというと、僕は以前まで「人生をまとめる作業」のように感じていました。

でも、それでは少し寂しい。

65歳になったから人生を整理するのではなく、

65歳になった今だから、もう一度自分の人生を探検してみる。

そのほうが面白い。

50年前の自分が歩いた町を、65歳の自分がタートル号で走る。

その横には、50年前には存在しなかったAIという相棒がいる。

考えてみれば、なかなか不思議な旅です(笑)。

僕はこの遊びを、

「あれから50年|自分の記憶を歩く」

として続けてみようと思います。

あなたも「50年前」へ行ってみませんか?

50年前でなくても構いません。

30年前でも、20年前でもいい。

昔住んでいた家。

通っていた学校。

よく遊んだ公園。

初めて働いた会社。

デートした喫茶店。

毎日のように通った商店街。

まず一つ、思い出の場所をAIに話してみてください。

そしてAIに、こう聞いてみてもいいでしょう。

「この思い出をもっと詳しく思い出したい。私に質問してください」

どんな記憶が出てくるでしょうか。

そして、行ける場所なら実際に訪ねてみてください。

昔の自分が見ていた景色と、今の自分が見ている景色。

その二つが重なったとき、

そこから、あなただけの自分史が始まるのかもしれません。

-AI自分史の作り方